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先週(2018/9/11)中国人の友人が、「浙江省の杭州に旅行に行ってきた」と言って、彼岸花の写真を送って来ました。

もう咲いてるの?

お彼岸までまだ2週間くらいあったのに、妙に咲くのが早いです。一方で、大都会たる上海の道端には彼岸花が必ずしも植わっておらず、花期を迎えていたことさえ気付いていませんでした。

実は、彼岸花は私が特別好きな花の一つで、撮れるものならぜひ撮りに行きたいところ。しかし、杭州や蘇州にわざわざ行くのは疲れる...
そんなわけで、上海ではどこで彼岸花が咲いているのか、探してみました。

「名所」は2ヶ所ある

「上海 彼岸花」などと入力して、中国語のwebサイトを検索すると、下のページが見つかりました。(彼岸花は中国語でも彼岸花、または石蒜)

上海哪里有彼岸花 沪上看彼岸花的地方 - 上海本地宝

このサイトによると、名所とされているのは
  • 古猗园
  • 上海植物园
の2ヶ所。いずれも市の中心からは少し離れますが、上海植物園は地下鉄+自転車(またはバス)で、私の住まいから1時間程度(古猗园は1時間半)。ちょうど、微博でも上海植物園の彼岸花の写真をアップしている人がいたので、今回は上海植物園に行くことにしました。

追記:古猗园にも、2019年に行きました。


咲いている場所は?

中国の一般的な公園と同じく、上海植物園も広大な敷地を誇ります。当てずっぽうで彼岸花が咲いている場所を探すのは体力的に厳しいので、別のサイトで調べたところ、3号門(南西出入口)の付近に咲いていることが分かりました。
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私が歩いて確認できたのは、上の地図の赤線の辺りです。但し、咲き具合はそれぞれの場所でかなり差がありました。ほとんど散ってる場所もあれば、蕾しかない場所まで、色々。全体的には、「名所」と呼ぶには物足りない印象でした。
なお、この記事のトップ写真は、地図上の青丸の辺りで撮っています。
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その他

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ナツズイセンやリコリス・オーレア(?)といった、彼岸花の仲間も園内に咲いていました。ただ、花期が彼岸花より早いようで、ほぼ散り際の状態でした。
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また、手折られている彼岸花も時々見かけました。というのは、中国の女性たちは自分の可愛い自撮りのために、結構平気で花を折るのです(そして顔にかざす)。他にも、子どもが花を摘みたがり、親がそれを止めないこともしばしば。そういう「文化」なんでしょうか...



ともあれ、秋の入口を彩る彼岸花を、上海植物園ではある程度楽しむことができます。来年からは、良好な状態の彼岸花、そして近縁の花も楽しめるよう、「お彼岸」を待たず、早めに行こうと思います。