
桜といえば日本の名物ですが、日本の大部分と気候条件が近い上海でも、春になれば桜を楽しむことができます。
上海市内には、桜の名所とされる場所がいくつかあるようです。
家からの距離、混み具合等、考慮すべき要素は色々ありますが、今回は上のページでリストの筆頭にある顾村公园(顧村公園)にいってきました。

なお、桜の季節の 顾村公园は、「樱花节」というイベントを催しています。
どこにある?

顾村公园は上海北部の宝山区にあり(地図中左上)、市中からは結構な距離があります。

ただ、地下鉄7号線の駅が目の前にあるので、アクセスは便利と言えます。それ故に、桜の季節は家族連れやコスプレ風の若者達でかなり混雑します。
ちなみに、入場チケットは20元です。
咲いている花

名所とされているだけあり、桜は数も種類も豊富です。日本人に馴染み深いソメイヨシノ(染井吉野)は、多数植えられています。

カンヒザクラ(中国名:飞寒樱)もありました。
他に、桜のシーズンには以下のような花も見られます。この他にも色々あります。
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チューリップ | |
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菜の花 | デイジー |
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オオアラセイトウ | スイセン |
屋台街もあります




樱花节の時期には「上海樱花美食节」という屋台イベントも同時に展開され、中国各地の小吃を楽しむことができます。ただし、値段はぼったくり気味です。
例えば、写真のイカ焼きは一串20元。美味しかったですが、その辺の店で、一食普通に食べられる値段です。
以上、上海の桜の名所、顾村公园のレポートでした。
有名なだけあって、桜が見頃なシーズンはかなり混雑しますが、まずまず見応えがあります。上海で桜を楽しみたいのなら、足を運んでみる価値は十分あると思います。
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