中国でもはや生活インフラと言って過言でないECサイト、タオバオ。日用品、服、食料等、様々なものを買えますが、そのうち、BtoC(企業と個人の取引)の通販「天猫」では、医薬品を買うこともできます。
上の画像は風邪薬ですが、他にも肩こりの薬や胃腸薬等、各種の薬を販売しています。
しかし、通販で薬を買うこと、特に中国では、不安を感じる人も多いのでは?と思い、今回は比較的ハードルが低そうなニキビ(吹き出物)の薬を試しに買ってみることにしました。これ、家の近所の薬局だと1個45元なんですが、天猫だと2個39元なのです。半額以下。
実際に注文したら、普段の買い物とはいくつか異なる点がありました。以下に記していきます。
しかし、医薬品を買う場合は、これが
「提交需求」(リクエストを提出)というボタンのみになっています。どうすればいいのか戸惑いますが、ひとまずこのボタンしか押せないので、押してみます。なお、これを押しても、普段と違って支払画面には移りません。
しかし、医薬品で「提交需求」を押しても、
「待发货」には表れません。表示されたのは、同時期に買った洗顔フォームのみ。注文が処理されているのか、不安になります。
そこで、「全部」を押すと、
ようやく表れました。「已提交(リクエスト発信済)」と表示されている箇所は、売り手が受理すると「提交需求成功」に変化します。
このように、一見しただけでは自分の注文が通っているのか分かりませんが、「全部订单」まで開けば、状態を把握できます。
時間が経つと見られなくなりましたが、配達状況も確認できました。
商品を注文して数日経ったある日、快递(宅配便)の配達員から電話が。
「あんたの注文した荷物を配送中だ!代金引換の荷物だから、俺のWeChatに38元を送ってくれ!」
とのこと。とりあえず、この電話を受けて最初に思ったのは
怪しい
の一言に尽きます。まさかそんな支払方式だとは思ってもいませんし、薬の値段(38元)も覚えているわけがないので、自分の荷物だと気付かなかったのです。一方で、たかが38元の詐欺なんてあり得るか?とも思いました。
そこで、配達員とWeChatで繋がった上で、荷物の伝票を送ってもらいました。
あ、これワシのや。
確かに代收贷款という文言があり、代金引換というのは本当のようです。宛先も自分の名前で、送り主もタオバオで薬を買ったお店と一致。ここまで確認して、ようやく配達員に料金を支払いました。
とは言え、私も一度試しただけなので、別の店を使う等すれば、他にも違いが出て来たり、逆に普段の買い物と同じという場合もあるかもしれません。上に載せた情報以外をご存知でしたら、コメントをいただけると幸いです。
上の画像は風邪薬ですが、他にも肩こりの薬や胃腸薬等、各種の薬を販売しています。
しかし、通販で薬を買うこと、特に中国では、不安を感じる人も多いのでは?と思い、今回は比較的ハードルが低そうなニキビ(吹き出物)の薬を試しに買ってみることにしました。これ、家の近所の薬局だと1個45元なんですが、天猫だと2個39元なのです。半額以下。
実際に注文したら、普段の買い物とはいくつか異なる点がありました。以下に記していきます。
1. 注文画面が違う
通常、タオバオで買い物をするときには、- 加入购物车(買い物カートに入れる)
- 立即购买(すぐに買う)
しかし、医薬品を買う場合は、これが
「提交需求」(リクエストを提出)というボタンのみになっています。どうすればいいのか戸惑いますが、ひとまずこのボタンしか押せないので、押してみます。なお、これを押しても、普段と違って支払画面には移りません。
2. 「待发货」「待收货」に表示されない
普通なら、タオバオで購入手続をした商品は「待发货(発送待ち)」の状態になり、売り手が発送すると「待收货(受取り待ち)」に変わります。しかし、医薬品で「提交需求」を押しても、
「待发货」には表れません。表示されたのは、同時期に買った洗顔フォームのみ。注文が処理されているのか、不安になります。
そこで、「全部」を押すと、
ようやく表れました。「已提交(リクエスト発信済)」と表示されている箇所は、売り手が受理すると「提交需求成功」に変化します。
このように、一見しただけでは自分の注文が通っているのか分かりませんが、「全部订单」まで開けば、状態を把握できます。
時間が経つと見られなくなりましたが、配達状況も確認できました。
3. 支払方法が違う
注文する時に支払が発生しなかったのは上述のとおりですが、最終的な支払方法も、普段の「确认收货(受取り確認)」のパターンとは違いました。商品を注文して数日経ったある日、快递(宅配便)の配達員から電話が。
「あんたの注文した荷物を配送中だ!代金引換の荷物だから、俺のWeChatに38元を送ってくれ!」
とのこと。とりあえず、この電話を受けて最初に思ったのは
怪しい
の一言に尽きます。まさかそんな支払方式だとは思ってもいませんし、薬の値段(38元)も覚えているわけがないので、自分の荷物だと気付かなかったのです。一方で、たかが38元の詐欺なんてあり得るか?とも思いました。
そこで、配達員とWeChatで繋がった上で、荷物の伝票を送ってもらいました。
あ、これワシのや。
確かに代收贷款という文言があり、代金引換というのは本当のようです。宛先も自分の名前で、送り主もタオバオで薬を買ったお店と一致。ここまで確認して、ようやく配達員に料金を支払いました。
4. まとめ
以上のように、初めてタオバオ(天猫)で薬を買った中では、- 注文ボタンが違う
- 「待发货」「待收货」には表示されない
- 支払は代金引換
とは言え、私も一度試しただけなので、別の店を使う等すれば、他にも違いが出て来たり、逆に普段の買い物と同じという場合もあるかもしれません。上に載せた情報以外をご存知でしたら、コメントをいただけると幸いです。
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